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来週の東京市場展望(4月14日〜18日)

  • inokuchi
  • 2 日前
  • 読了時間: 2分

波乱の中にも“兆し”あり。中小型株に注目の一週間へ


今週の東京株式市場は、急落と急騰が交錯する非常に不安定な展開となりました。特にトランプ前大統領の相互関税発表と、その一部停止というニュースに市場は大きく反応し、日経平均株価は一時2,800円を超える急騰を見せました。しかし、ボラティリティの高さは収まっておらず、来週も引き続き乱高下が警戒される場面が続きそうです。


このように指数の値動きが1日で1,000円〜2,000円動くような展開では、全体の動きに一喜一憂せずに、個別銘柄の足元の動きに注目することも重要です。


4月中旬は、3月期決算発表前の空白期間に入るため、多くの投資家が積極的なポジションを取りづらくなります。国内材料が乏しい中、主力の大型株は外部環境に振られやすく、短期的には方向感を掴みにくい局面が続くでしょう。

さらに、トランプ氏の発言次第では、関税問題が再燃し、市場心理をさらに冷やすリスクも残っています。加えて、進行するドル安/円高の流れも、輸出関連銘柄にとって逆風となり得るため、注意が必要です。


こうした状況の中で、比較的堅調に推移しているのがスタンダード市場などの中小型株です。大型株に対する不透明感から、中小型株に資金が流れる動きは、来週も期待されます。

中でも注目したいのが、GMOインターネットグループ(9449)と引き続き富士フイルムホールディングス(4901)です。

GMOはWeb3やAI事業を含めた次世代戦略への期待が引き続き根強く、チャート上も堅調に推移。富士フイルムも医療分野などでの成長性が評価されており、逆風下でも底堅い値動きが見込まれます。目先の乱高下には日経ダブルブル


来週の注目銘柄
来週の注目銘柄

【重要な注意事項】

この記事は一般的な情報提供を目的としており、特定の投資や金融商品の推奨を意図するものではありません。投資に関する判断は読者自身の責任において行う必要があります。本内容に基づくいかなる損失についても責任を負いません。また、記載されている情報は執筆時点のものであり、今後変更される可能性があります。


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