1月6日から1月10日までの東京株式市場は、年明けの取引開始とともに活発な動きを見せました。
新NISA(少額投資非課税制度)の開始に伴う個人投資家からの資金流入や、米国株式市場の上昇期待、円安の進行などが相まって、日経平均株価は上昇基調を維持しました。特に、1月6日の大発会では、前週末の米国市場の上昇を受けて、日経平均は4万円台を回復し、7月19日以来の高値を記録しました。その後も、トランプ大統領再選に伴う経済政策への期待感や、国内企業の再編・統合の動きが市場の関心を集め、株価の上昇を後押ししました。
一方で、短期的な過熱感や、長期休暇中の海外市場の動向に対する警戒感から、利益確定の売りも見られ、相場は一進一退の展開となりました。
全体として、この週の東京株式市場は、新年のスタートを好調に切り、投資家の強気な姿勢がうかがえる展開となりました。
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