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どうなる?暴落続く株式市場|恐れず、打診買いで未来を掴む

  • inokuchi
  • 7 日前
  • 読了時間: 3分

2025年4月7日、東京株式市場は大幅な下落を記録しました。​日経平均株価は一時2,900円以上下落し、先週の9%の下落に続く急落となりました。 ​この急落の主な要因は、トランプ大統領が日本からの輸入品に対して24%の関税を課すと発表したことによるものです。 ​これにより、世界的な景気後退への懸念が高まり、投資家心理が悪化しました。

アジア市場全体でも同様の動きが見られ、韓国のKOSPI指数が約5%、オーストラリアのS&P/ASX 200指数が約6%下落しました。 ​さらに、米国市場でもS&P 500先物が4.31%、ナスダック先物が5.45%下落し、世界的な株安の連鎖が続いています。


しかし、こうした“暴落局面”こそ、真の投資家にとっての「絶好のチャンス」でもあります。歴史的に見ても、急落のあとには必ず反発が訪れています。冷静に、そして戦略的に動くことが、今こそ求められています。

暴落
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強気スタンスの理由|2割以上の下落は“底打ち”のサイン?

過去の株式市場のデータを振り返ると、高値から20%以上の下落は「調整局面から本格的な買い場への転換点」とされることが多くあります。市場がここまで売られると、過度な悲観が織り込まれ、割安感が顕著になるため、底値を拾うチャンスが到来しやすくなります。

実際に、PBR(株価純資産倍率)が1倍を下回る優良銘柄が続出しており、企業業績が健全であるにもかかわらず、不安心理だけで売られている状況が続いています。ここで冷静に「企業の本質的価値」に目を向けることができれば、大きなリターンを掴める可能性があります。


暴落時にこそ有効な“打診買い”戦略

今すぐ大きく勝負に出る必要はありません。むしろ、このような不安定な局面では**“打診買い”を続けることが有効**です。打診買いとは、まずは少額から買い始めて、さらに下がった場合に追加投資を行う手法。これにより、平均取得単価を下げながらポジションを構築できます。

たとえば、

  • 日経平均が急落した日に【ETF(例:日経225連動型)】を少しだけ買う

  • 高配当で財務体質が強い【三菱商事、NTT、アドバンテストなど】の個別株を分散して買い進める

  • すでに底堅さを見せている【内需株や半導体・通信関連】にも注目

暴落の中で全力投資を避け、余力を持ちながらじわじわとポジションを増やしていくこの手法は、長期的に見て非常に効果的です。


今が“売られすぎ”なら、次は“戻り”を意識するタイミング

現在の株価水準は、多くの銘柄で「コロナショック後の水準」や「2023年の年初価格」近くまで戻っており、十分に売られすぎと言っていい水準です。市場はいつまでも悲観的なままではありません。突発的な悪材料が出尽くしたとき、投資家心理が一気に回復し、リバウンド相場が到来する可能性は大いにあります。

そのとき、すでに“仕込み”を進めている投資家と、悲観に飲まれ何もできなかった投資家とでは、明確な差が生まれます。


市場が大きく下がり、不安が広がっている今だからこそ、感情に流されずに冷静な戦略を持つことが何よりも大切です。「まだ下がるかもしれない」という恐怖に打ち勝ち、少額ずつ打診買いを続けることで、大きな上昇相場への準備を整えることができます。

東京株式市場は、高値からすでに20%以上下落しています。これは過去の歴史を見ても、絶好のエントリーポイントである可能性が高い水準です。世界の投資家が悲観に傾いている今こそ、勇気を持って一歩踏み出すべき時です。

相場は“悲観の中に生まれ、懐疑の中で育ち、楽観の中で終わる”という言葉を胸に、次の上昇に向けた準備を始めましょう。今の暴落こそ、未来の成功の“種まき”になるはずです。




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